活動報告 

平成29年度 千葉県支部研修会 報告レポート

平成30年4月22日(日)

千葉県立文化会館 聖賢堂にて

平成29年度千葉県支部研修会が行われました。

 

 

午前 10:00〜12:00 

 

運動指導士の為のストレス・チェックと

リラクセーション

 

講師:元吉正幸(千葉県支部長)

 

 

 

 ストレス社会となっている現在、ストレス管理について健康運動指導士にも必要になってきました。

まずは、コーチング技法・精神療法の一つである「オープンダイアローグ」でのグループワークを実施。

①話す人②聞く人③見るだけの人と別れて、議題に対して行いました。

「オープンダイアローグ」はフィンランド発祥の精神療法で“開かれた対話”による治療法で、総合失調症やうつ病にも活用されています。

この方法は通常のカウンセリングよりも責任を分担出来るので、カウンセラーの燃え尽き症候群を軽減する事が期待できます。

クリニックやフィットネスクラブなどチームで取り組む物事に効果を発揮出来そうです。

また、「交流分析」についての解説も話に出てきました。

「交流分析」は心理療法の一つで、構造分析・交流パターン分析・ゲーム分析・脚本分析といった4つの方法があり、講師は「オープンダイアローグ」と「交流分析」を上手に掛け合わせてカウンセリングを行っているとの事。

最後にリラクセーションの方法として、臨床動作法の「漸進的筋弛緩法」を参加者全員で実施しました。

 

 

 

 

午後1:30〜4:30

 

健康運動指導士のための解剖学、病理学 姿勢と内臓の相関について

 

講師:河野俊彦(亀田医療大学講師)

 

 運動指導者は、骨と筋肉だけでなく、内臓も絡めて考えていく必要があります。

身体を支える柱となるのが脊椎ですが、脊椎は骨盤という玉の上に、玉乗りをしている状態と言えます。なので、いくら上半身を強化したり整えても、骨盤の安定が無ければ姿勢は崩れてしまいます。まずは、骨盤の安定が重要です。

 そして骨盤に関連する部分で、腸腰筋と大臀筋についての話がありました。

腸腰筋を構成するのは腸骨筋・大腰筋・小腰筋ですが、小腰筋は日本人は3割程の人しか発達していないのに対して、ヨーロッパ人は8割程の人が発達しているそうです。

人間に近いとされるサルは大臀筋が発達していないそうで、動物が直立するには大臀筋が大変重要であると言えます。しかし、現代人は車の運転やデスクワークなどで座っている事が多いので、大臀筋の筋力低下が進み不良姿勢の方が多くなってきています。

肝腎要・肝心要、心腎一体といわれ内臓でも重要な器官である腎臓は、働きが悪くなると血圧を上げて血流を無理やり良くさせますが、血中にコレステロールが沈着していたりすると血管を詰まらせたり破裂させてしまう可能性があります。なので、腎臓の働きが悪くならないように、一番動きが小さい第1腰椎に位置しているそうです。

更に分泌系の話になり、しっかり咀嚼する事で「何が体内に入ってくるのか?」を判断して適切な消化の準備を進めるので、噛まずに食べるのは消化不良の原因になるので気を付けるようにとの事でした。

最後に、先生の書籍に載っている股関節体操の方法についてレクチャー頂きました。

平成27年度 千葉県支部研修会 報告レポート

 

平成27年8月23日㈰千葉市蘇我勤労市民ホールプラザにて、平成27年度第1回千葉県支部研修会を開催致しました



 午前 講義2時間 「健康運動指導者が変わり、利用者が変わる」

 

武蔵野大学看護学部および看護学研究科 遠藤 惠美子先生

 

 人々を健康な状態にしたり、病気になるのを防ぐ事だけではなく、人々が自分の内部の力を認識しそれを使うことができるよう援助するという看護論は健康運動指導士にも通じる。


人は疾患があってもなくても、自分の人生に意味を見出し、変わっていくプロセスで成長する事が出来る。そのことを踏まえて、「意味」を見出せるような対話の繰り返しが、利用者の気づきを引出し未来への一歩を踏み出させる。


遠藤先生のご講義に多くの参加者が興味深う耳を傾けた。

 

 

午後 実習3時間「コーチングで変わる!あなたの糖尿病運動指導」

 

松澤内科・糖尿病クリニック 院長 松澤 陽子先生

 

 糖尿病患者さんに運動を勧めると「頑張ります」と気持ちはあるが実践に結びつかない人や初めから運動は無理・嫌いとやる気がない人など様々です。


対象者に合わせた「やる気」を引き出す質問やアドバイスや「タイプ別」の上手な対応方法を実習を交えて学んだ。

今後の実際の現場での運動指導の実践に繋がる内容となった。

平成26年度 千葉県支部研修会 活動報告レポート

午前「健康づくりに役立つ器具を用いない抵抗負荷トレーニング」

JATJ認定上級トレーニング指導者&認定委員 

守田 誠先生


 トレーニングとは、日常生活における活動とは異なり、体を良い方向へと変えていくために意図的に行う運動で、筋力を向上させることは身体運動の基礎を強化する。

 対象者のレベルに合わせて、自体重や徒手抵抗を使った指導のポイントと具体的な

運動を体験した、運動効果は筋肉痛として実感している。


守田先生による実技指導


午後 「指導者のための食育からトップアスリートのための栄養学」

公認スポーツ栄養士、健康運動指導士

(株)WACCA代表 辰田 和佳子先生


 スポーツ栄養は特殊なものでなく一般の人の栄養摂取と変わらないが、厳しい練習で体を酷使する選手は消費分のエネルギー摂取、コンディショニングの為の栄養素は多く必要となる。

種目や選手の身体の状況に応じて栄養素の過不足の見極めが重要で、選手の実際のメニューから、改善点を示され大変わかりやすく勉強になった。


辰田先生による講義

平成27年 2月22日

平成25年度 千葉県支部研修会 活動報告レポート

川島先生による講義
川島先生による講義

午前の部 ライフステージにおける女性の心と健康

~助産師の立場から健康運動指導士への期待~    

       川島 広江 先生

 

川島先生には、様々な職種の方が参加している中で、男女における性ホルモンがライフステージの心と体にどう影響しているかをわかりやすくご説明頂いた。生活リズムや自己管理能力こそがQOLにつながることを再認識することができた。そして、女性という性をより理解することで、医療に送るクライアントを減らせることを今以上に意識して指導に繋げていきたいと感じた。

 

 

 

守田先生による実技指導
守田先生による実技指導

午後の部 自体重エクササイズのプログラム作成と指導  

~股関節と体幹を中心に~             

     守田  誠 先生

 

 

日頃トップアスリートへの指導に携わっておられる守田先生には、自体重エクササイズの重要性やプログラム作成のついてお話頂いた後、股関節と体幹を中心に様々なバリエーションのエクササイズを紹介して頂いた。実際に参加者もペアを組んで実践し、普段単調になりがちな自体重プログラムを見直し、発展させるとても興味深い研修となった。

 

 

平成26年 2月9日

平成24年度 第1回千葉県支部研修会 活動報告レポート

 平成25年2月10日㈰千葉市蘇我勤労市民ホールプラザにて、平成23年度第1回千葉県支部研修会を開催致しました。

 

午後の部:健康運動指導士のための糖尿病の知識と認知行動療法 山本 徹也 先生

 

山本先生の講義では動脈硬化を促進させる1大要因であるAGEsと血糖上昇の関連性のついて、そして現代社会のぴて大きな問題となっている糖尿病とストレスの強い結び付きについての解説の後、ストレスホルモンに焦点を当てた認知行動を良い方向に導くためのテクニックをご紹介頂いた。

その内容は心を整え・ほめる・励ますといった実践的な内容で、参加者の皆さんもとても興味深く耳を傾けていました。


 

午後の部 健康運動指導士の為の身体心理学から捉えた行動療法  春木 豊先生

 

春木先生の講義でははじめに、私達の身体にとって、レスペラント反応(=身体の動きの種類の中で意志的な反応と無意識的な反射の両方を兼ね備えた動き)が重要性であるという点についてご講義頂いた後に、実際にこの反応を起こす命の健康のための4つの技法、『呼吸・姿勢・歩行・対人接触』の実技を行っていきました。

受講者の皆さんは自分の身体を動かしながら、身体と心は繋がりが深く一つであるという事を実際にがよく感じ摂ることが出来たようです。

 


 

 

平成25年2月10日

 

平成23年度 第1回千葉県支部研修会

集団指導ドリル風景
集団指導ドリル風景

平成24年2月19日㈰千葉市蘇我勤労市民ホールプラザにて、平成23年度第1回千葉県支部研修会を開催致しました。

 

 午前の部は、千葉県支部理事で(社)日本エアロビック連盟認定技能検定員の資格もお持ちの  

守田 弥香先生 より【集団指導におけるインストラクションテクニック】=参加者に寄り添う指導法=と題し、実技研修が行われました。

 

 

 集団指導において重要な『指導の循環』のポイントについてお話頂いたのち、少人数でのクループワークで実際にドリルを行いました。

 

 《アイコンタクト・ほめる・激励》の練習のドリルでは、最初は戸惑っていた参加者の皆さんも、実践して行くうちに自然と言葉かけが出来る様になり、その結果集団指導で大切な《雰囲気つくり》につながり、笑顔あふれるグループワークとなりました。 

 

 

 


(実技風景)椅子を使ったリラックス体操
(実技風景)椅子を使ったリラックス体操

 午後の部は、健康運度指導士で介護予防運動指導員でもある織田 広先生による【どんなレベルにも喜ばれる運動指導】=椅子を使った健康リラックス体操=の実技研修が行われました。 

 

 織田先生が日頃指導されている《健康リラックス体操》を指導のポイントをお話頂きながら行いました。

 

 椅子に座って行うストレッチを軸にしたシンプルな体操の指導の中に、参加者自身の体に気づきをもたらす、言葉がけや動きの工夫が盛り込まれ、楽しみながら体を動かす事が出来る内容に、参加者の皆さんもリラックスし、実際にこの体操の効果・楽しさを実感されていました。